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全的に歪な行且

法律の文章を破壊して、音声で出力。言語で表された社会的枠組みを、機械的に歪ませていくこころみ。

プロセス: 法律の文章がDVカメラでキャプチャーされる(その映像はスクリーンに投影れている)
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その画像が文字変換ソフトによって文字情報になる(この時、うまく変換されない部分が生じて、文脈がおかしくなる)
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文脈が破壊された文章を読み上げソフトにて、音声で出力する
この一連の流れは自動化されている。また、カメラは周期的に左右にパンする。

作品形態:インスタレーション
制作期間 : 2006年
使用素材 : コンピューター(Mac)、プロジェクター、 スピーカー、DVカメラ、スクリーン、
使用ソフトウェア : 読んでde!ココ、DTalker 2.1、Processing、Apple Script
作品サイズ : W1800 × H2900 × D2900 mm

*ちなみに、タイトル「全的に歪な行且」は「社会的に健全な行い」という部分が変換されて出てきた言葉